木更津駅西口を出て徒歩5分、「八幡さま」の呼び名で親しまれている「八剱八幡神社」に行ってきました。
境内にはお正月のお飾りや厄除けの札を買い求める人がちらほら、社や鳥居も飾りつけの準備がされていました。

毎年、6月30日に「夏越しの大祓式」、12月31日に「年越しの大祓式」が行われ、半年の間に身に付いた罪やけがれなどを除き去る為、直径3mの「茅の輪(ちのわ)」をくぐります。

源頼朝「お手植えの蘇鉄(ソテツ)」
源頼朝が君津市草牛(そうぎゅう)の森家で兵馬の疲れを癒し、そこを離れる際、森家へのお礼として、頼朝が蘇鉄を植えたという言い伝えがあります。
大正15年、当時の(株)木更津銀行頭取露崎銀平氏が、森家からこの蘇鉄を譲り受け、八剱八幡神社へ奉納されました。

社殿は、源頼朝が鎌倉幕府を開府したおりに寄進された、といわれています。
また、嘉永3年(1850)に創建され、関東三大神輿の一つと言われる、重さ約1.5tの大神輿が奉納されています。その他にも徳川家康公寄進の銅鳥、格天井装飾画などの指定文化財が納められています。

初詣には甘酒などがふるまわれ、朝9時から夕4時まで祈願祭も行われています。
新年の初詣にぜひどうぞ。(^^)