木更津市矢那の広さ約30ha(東京ドーム約6個分)もある「KURKKU FIELDS (クルックフィールズ)」という体験型自然共生施設はご存じでしょうか?
KURKKU FIELDSは、「農」「食」「アート」が融合した施設で、自然と共存するサステナブル(持続可能)な世界が広がっています。

では早速ですが、どのようなところがサステナブルなのでしょうか?

例えば、1つも無駄がなく“循環”されていることが実感できるはずです。

施設内で育てられているニワトリや牛、ヤギなどからとれた卵やミルクを使用して食べ物を作り、その動物たちの排泄物を堆肥として活用して、化学肥料を使用しないオーガニック野菜を育てています。
また、規格外の野菜や野菜くずは動物たちの餌になっているようです。

この”循環”について説明されている看板を発見しました。

このように、自然を通じて未来にあるべき形を学びながら実感できる、
大人から子供まで楽しめる施設となっております。

音楽プロデューサーである小林武史さんが
「次の世代も使い続けられる農地へ」との考えからこの土地で農業を始めたのがきっかけだそうです。

公式ホームページ:https://kurkkufields.jp

実はこのKURKKU FIELDS、まだまだ開発途中(2022年8月現在)でして、今建設中の施設が完成予定の2022年秋頃まで入場料無料で楽しめるそうです。

駐車場は無料で利用可能です。

KURKKU FIELDSは、恐らくほかの場所では買うことが出来ない貴重なチーズを購入できることで人気なのです。

それは・・・水牛のミルクで作られたモッツァレラチーズです。
なんとこのモッツァレラチーズ、売っている当日に作られたとても新鮮なものなのです!

気になるお味ですが、とっても濃厚なミルクの味が口いっぱいに広がって本当に美味しかったです。
他のモッツァレラチーズとは明らかに違って、感動しました。

お値段は100gで税別1,200円と、決して安くはないですが、その価値はあると思うので是非行かれた際はゲットしていただきたいです。

同じく新鮮なミルクを使用して作られたリコッタチーズも販売しているのですが、水牛自体が希少なため大量生産が出来ず、行ったときには売り切れていてまだ購入できていません。(2回目に訪問した際は目の前で売り切れました・・・)

オンラインショップでも販売されているのですが、遠方の地域には発送できなかったり、売り切れていることが多かったりします・・・

オンラインショップではチーズ以外のものも販売されているため気になる方は是非。
オンラインショップ:https://kurkku.thebase.in

チーズの次にお勧めしたい食べ物が、平飼いの卵を使用したデザートです。

素材の味を活かした素朴な感じのプリンなのですが、美味しくて毎回いつの間にか無くなっています。(笑)

このプリンは、シフォンケーキを中心に取り扱っている店でも購入できますが、施設内にあるカフェでも食べることが出来ます。

落ち着いた雰囲気のおしゃれなカフェです。

こちらはハーブを使用した飲み物(ハーブコーディアル)と、たまごアイスのイチゴソースがけです。
ソースはいちごか、夏みかんマーマレードから選ぶことが出来ました。

たまごアイスってどんな味がするのだろう、と思って頼んでみました。
ベースはミルクだと思われますが、たまごのおかげかミルクの濃厚さとはまた違う濃厚さがあり、でもこんなアイス食べたことがないなと不思議な感覚でした。

プリン同様、行ったら毎回食べてしまいます。

左がアイスミルクティー、右が季節のクリームソーダ(写真はいちご)なのですが、このクリームソーダに乗っているアイスは先ほど紹介させていただいた「たまごアイス」になっております。

また、この写真の奥に少しだけ写っている家みたいな建物は、宿泊施設になっています。
宿泊施設のチェックインなどもこのカフェ内で行われていました。

宿泊したときのお食事として、KURKKU FIELDS内で栽培された野菜を使用してバーベキューなどが出来るようです。

私が行った時のカフェのメニューはこんな感じでした。

個人的には、季節のクリームソーダはまだいちごしか知らないので、
季節ごとにクリームソーダの味が変わるのがとても楽しみです。

たくさん歩いて少し休憩したい時などに是非カフェに足を運んでみてください!

施設内の奥のほうなのですが、羊やヤギなどを見ることもできます。

ヤギは、自分で届く範囲の草を食べていたのですが、届かない場所に生えている草を取ってヤギの口元に持っていくと手から食べてくれて、とてもかわいかったです。

ヤギが自分で取った草を食べてくれたのが嬉しかったのか、周りにいた子供たちがずっと草をヤギにあげていました。

子供が大好きな遊具なども充実しています。
ブランコやとても長い滑り台、シーソーもありました。

また、シーソーの近くには、大きいレトロな雰囲気のバスがあって、中に入ることもできます。

中に入るとこんな感じで後ろの部分はまるで秘密基地みたいになっています。

また、運転席部分はハンドルが動かせるようになっています。

右側に見えているレバーを動かすと、手動でドアの開閉が出来ます。

冒頭でアートもある複合施設だということをご紹介いたしましたが、
中には写真スポットとして人気な作品もあります。

これは外から見ると何も仕掛けがないただの丸太でできた建物に見えますが・・・

裏に回ると、階段の奥に小さな入り口が見えてきました。
中に入ってみると・・・

たくさんのオーナメントやおもちゃがちりばめられたとてもキラキラした空間が広がっています!!

SNSでも写真映えするという理由で人気スポットとして取り上げられていました。

全体的に青色と赤色のきれいなグラデーションになっていて、天井は穴が開いているため空を見ることが出来ます。
(天気がいい日に行くともっときれいな写真が撮れるかもしれませんね・・・)

他にも、全面が鏡になっている箱があります。

通常はこの箱の中に入れないのですが、ツアーに参加した人限定で入ることが出来るみたいです。
私はツアーに参加したことがないのでこの中がどうなっているかすごく気になります。
この中に入れるツアーについても公式ホームページ内に記載があったので探してみてください。

他にも様々なアートがありましたが紹介はこのくらいにしておきます。
中には有名な作家さんの作品もあるみたいなので是非現地で探してみてください。

森みたいになっているところもあり、自然を感じられる場所もあります。
普段はあまり聞かないような鳥やカエルの鳴き声が聞こえたりして、ただ見て歩いているだけで自然に癒されている感じがしました。

恐らくオオシオカラトンボだと思われる大きめのトンボもいました。

季節ごとのイベントや、期間限定の食べ物などもたくさん企画されるそうです。

これは夏限定のブルーベリー、桃、梅の自家製シロップのかき氷です。

シロップの味は自分で選べるのですが、迷っていたらなんと全がけしてくれました!

イベントについては公式ホームページやSNSなどで宣伝されていますので、訪れる予定がある方は事前にチェックしておくと良いと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。