「人見神社」・・・
名前は知っていても実際に足を運んだ方、実は結構少ないのではないでしょうか?
皆様にご紹介するとともに、是非足を延ばして神社及びその周辺の景色を楽しんでいただけたらと思います。

「人見神社」は、人見山の山頂にそびえたつ歴史の古い神社です。開運・殖産・農業・漁業また沖を航行する船舶の海上安全の守護神として崇められてきました。
現在の社殿は、昭和46年(1971)に建て替えられたものですが、老朽化が進み、現在再建50周年記念事業として、大規模な改修工事を計画、一部改修着手していますので、現在をご覧いただき、また新しく生まれ変わる姿も目にしていただけたらと思います。

公式ホームページ:https://hitomi-jinja.jp/

外観塗装をすでに実施済で、山頂の緑にとても映える社殿です。

入口は2か所あります。
1つ目の入り口は、旧国道16号富津岬方面、人見川より手前で左に入り、人見山を登り社殿近くまでいくことができます。(車でも可能)

結構な坂道を登っていきます。途中、日本製鉄の大和田社宅が見えます。

手前の川は「人見川」奥に見える山が「人見山」です。この山頂に「人見神社」があります。
また、2つ目の入り口は、人見川を少し上った(人見山の裏手)所にあります。

こちらが2つ目の入り口です。
ちょっとした石段があるように見えますが、この先も左に行くと急な石段、右に行くと古くからの石段があります。
そんなに楽ではありません。それはそうです人見山(標高67.5M)の山頂までいくのですから。。。
でも一度はどちらも登ってみてください。20分くらいですが達成感はあります。

人見神社では毎年7月に祭礼が行われます。
「神馬(おめし)」と呼ばれる伝統行事は、神主に選ばれた神馬を伴って石段を登り奉納するものです。
この時、右からのルートを馬が歩きます。

左のルートは、石段登ってすぐ「金比羅神社」が祀られています。今回はこちらからのルートをご紹介します。

結構な石段が続きます。

左コースでは、頂上で朱色の鳥居が出迎えてくれます。
いやぁ~きつい石段上った甲斐があります。

鳥居の足元にはこのようなものが。
この鳥居も修復した結果です。

本殿です。
外装塗装しているので綺麗になっています。

山頂からの山側(石段側)の景色です。
君津市の古くからの町並みが一望できます。

御祭神、御由緒の説明の横に、改修工事の「御奉賛のお願い」の記載がありました。
すでに終わったところもありますが、改修工事総費用見積が8000万円超ですから、まだまだ不足していることと思います。(勧誘ではないので安心してください・・・)

海側の景色です。昔は遠浅の海であったとか。(この下を通る旧国道16号線より海側が全部海だった?)
再建50周年記念としてこの塔が建てられました。

再建50周年改修工事前の社殿です。

神社も眺望もとてもきれいな所です。是非訪れてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。